2019年/物理学賞と化学賞ナナメ読み。ノーベル財団の資産運用とは
とみます(@20tomimasu)です。
今年のノーベル賞が発表されました!!
理系研究者の一人として、いつ呼ばれても良いように、待ち望んだのですが…
残念!!
他の方でした。
どんな内容なのか、ざっくり、ナナメ読み。
併せて、各分野「約1億円」の財源…
ノーベル財団の資産運用もチェック。
ノーベル賞2019年/物理と化学
ノーベル賞は、全部で、6つ。
- 物理学
- 化学
- 生理学/医学
- 文学
- 平和
- 経済学
すでに、
物理学と化学は、発表済み。
早速、内容をチェック。
①ノーベル物理学賞
引用…The Nobel Prize in Physics 2019
手っ取り早く、ノーベル財団のサイトをチェック。
- Peeblesさん、宇宙の進化と、宇宙における地球の位置。それらの理解を深めた。
- Mayorさん、物理宇宙論を理論的に見出した。
- Quwlozさん、太陽系の星を周回する惑星を発見した。
うへー。
今回は、宇宙、推しだね。
Peeblesさんは、84歳のおじいちゃん。
約60年以上も、宇宙初期の研究をしていたみたい。
- 宇宙は、ビックバン(大きな爆発)から生まれ…
- そのビックバンの名残が今も残っているのでは?
という着眼点から、
- 「宇宙背景放射」という微弱な電磁波を…
ってな感じ。
うーん、未だに謎の多い、宇宙。
過去の情報から、何かを見出し、生きた情報に。
すごいよね。
ちなみに、約1億円の配分は、
- Peeblesさん、2分の1
- Mayorさん、4分の1
- Quwlozさん、4分の1。
②ノーベル化学賞
引用…The Nobel Prize in Chemistry 2019
次は、化学。
- Goodenoughさん、
- Whittinghamさん、
- Yoshinoさん、
らの
- リチウムイオン電池の開発。
情報時代の今や、欠かせない、リチウムイオン電池。
パソコンやスマホを始め、電気自動車まで。
- 軽量で、充電できる
のが最大の売り。
また、
- 自然エネルギーを蓄電できる
といった面からも、選ばれたのかもね。
日本人がいたので、早速、チェック。
お、旭化成。
>>旭化成名誉フェロー 吉野 彰へのノーベル化学賞授与が決定
- 負極に、カーボン
- 正極に、コバルト酸リチウム
- 現在のリチウムイオン電池の原型となる二次電池を初めて制作。
- さらに、そこから、正極に、アルミニウムを使用。
うへー、
全然、分からない。w
結果だけ読むと、
- 軽量で、耐摩擦性に優れ、
- 正極と負極を壊さないで、何回も、蓄電できること
が、ポイントかな。
ちなみに、
彼らは、約1億円を、等分割。
ん?
ところで、そのお金って、どこから?
ノーベル財団の資産運用とは
各分野に、それぞれ、約1億円。
6分野あるので、合計6億円。
けっこうな金額だ。
簡単に調べてみると、ノーベル財団という存在が。
誰だ!?
出資している投資家は!?
と思ったけど、どうも、寄付は受け付けていないみたい。
え、すご。
全部、資産運用から、賄っているっぽい。
ちなみに、原資は、
- ダイナマイトの発明者「アルフレッド・ノーベル」さんの遺産。
現在の評価額、(正確には、2018年末時点)
- 約470億円
らしい。
それを資産運用。
目標利回りは、
- 年3.5%
と、控えめ。
が、ざっと、計算すると、毎年、17億円の運用益になる。
なーる。
莫大な資金力があれば、年3.5%でも、壮大な利益になるわけね。
んで、財団のポートフォリオは、
- 株式 55%
- 債券 10%
- 不動産 10%
- オルタナティブ 25%
を、ベースにしているらしい。
ただ、随時、各資産の割合を調整しているらしく、
- 株式 40%~65%
- 債券 0%~55%
- 不動産 0%~20%
- オルタナティブ 5%~45%
と、けっこう、自由度が効くっぽい。
なんだか、最近は、オルタナティブ*が多いらしく。
*ヘッジファンドなどのリスク高めな金融商品のこと。
うへー、
ノーベル財団を参考に、ポートフォリオを組んでみるのも、良いかもね。
おわりに
以上「2019年/物理学賞と化学賞ナナメ読み。ノーベル財団の資産運用とは」でした。
調べていくと、夢中になる、
- 物理学や化学。
生きていくには、必要不可欠な
- お金。
両方の知識と経験を積みつつ、とみます財団を築くことができたら。
気長に期待していく。
読者にも、幸あれ~
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