VIXショック後の「SVXY」は、なぜ生き残っているのか
とみます(@20tomimasu)です。
「SVXYは、消滅しないのか?」
読者から質問を頂きました。
私自身、分かっているようで、分かっていない…。
そこで、早速、調べてみました。
サクッと、まとめておきます。
SVXYは、なぜ消滅しない?
「SVXYは、消滅/解体しないのか?」
SVXY(別名:米国VIベアRTF)。
今、イチオシのファンド。
だが、私自身、このファンドの実態を、理解しきれていない。
そこで、今回は「VIXショック後」の「SVXY」について、調べてみた。
その理由は、今年の2月、大暴落「VIXショック」があったにも関わらず、今、生きている「ETF」だからだ。
何か、キーになる手がかりを探して…
VIXショック後の「XIV vs SVXY」
この記事が参考になる。
>>Where Volatility Goes to Die
↑何回も開くと、有料でしか見れなくなるので、時間のある時に、じっくり閲覧しよう。
(最悪、そうなった場合、プラウザを変えて…)
まずは、VIXショック後の、VIX商品の値動きを、おさらいしておこう↓
- XIV…-96&
- SVXY…-92%
- VXX…+90%
- UVXY…+158%
- TVIX…+129%。
ここで、注目するのは、
- XIV →死亡。
- SVXY →生き残り。
パッと見、VIXのベア型の金融商品なのに、どうして、こうも違うのか。
まず、XIVは、債券(ETN)。
目論見書の「poison pill」条項に従い、消滅したとある。
(2月21日引け、ETNの終値に等しい現金支払いを投資家に支払う。)
「poison pill」を直訳すると「毒薬条項」で、難しい言葉を抜きにすると、債務を一斉に、回避する方法かな。
一方、SVXYは、ファンド(ETF)。
言ってしまえば、発行元の判断で、好きにできるのかも…?
SVXYは、なぜ生き残ったのか
結論から言うと、「ミステリー (謎に包まれている)」とのこと。
実際のところ「ProShares」と「Jane Street Capital」にしか、分からないらしく…
「ProShares」は、SVXYを提供している会社だったよね。
一方、後半の「Jane Street Capital」は、何やつ?
後日、調べるとして、結局のところ、この2社は「詳細の言及を避けた」とのこと。
それで、誰にも分からないってことね。
んで、疑問に思うことは…↓
どうして、事件の当日「4ドル」で終わった「SVXY」が、翌日、「11ドル」に復活したのか、と。
…闇の力か(;・∀・)?
冗談はさておき、なんとか、ProSharesが、やりくりした感じかなぁ↓
- 事件当日、いつも通りに「リバランス」をしていたら、死を意味していた。
- そこで、SVXYを生かすために「リバランス」を、あえて避け、先物価格が下落するのを待った…
のでは? とある。
まあ、実際のところは、分からない。
逆に言うと、さらに「VIX」が上昇し続けるようなら、多分「SVXY」は、消滅してたんじゃない?
あるいは、ProSharesも…?。
手が加えられるのは「善」か「悪」か
うーん、VIX「複雑」過ぎ( ゚Д゚)/
良くも悪くも、ファンダーの手が加えられる。
それを「善」と見るか「悪」と見るか…
個人の投資スタンス、その好き嫌いも出て来そうだね。
もちろん、私は…
「善」。
こうして生き延ばせたわけだし。
むしろ、そこをちょっと評価しているわけで。
一方、
有機質なETFをリスクと見る場合、無機質なインデックス自体に投資する方がより良いのかもね。
(↑たとえば、米国VIトレードだとか。)
結局のことろ、両方の違いを知って、両方トレードする方が良いのかなと。
市況に合わせ、柔軟にトレードを調整していく。
自分自信、VIXトレードの経験は、とても浅いので、まずは、一発退場を喰らわないように、淡々と市場に参加していく。
SVXY買い vs 米国VI売り「リスク」
そして、リスクの違いについても、議論があったので↓
- 米国VI売り→ 青天井 (強制ロスカット+最悪、指さらず追証も?)
- SVXY買い→ ゼロ
SVXYは、最悪「ゼロ」になるだけなので、初心者には、こちらを勧めている。
一方、米国VI売りは「天井」が見えず、取り得るリスクは無限大。
米国VI売りのリスク管理
「米国VI売り」のリスクをどうコントロールしていくか。
個人の投資スキルが問われている。
お金が(110万円以上)あれば、オプション取引のできる海外取引所の口座を持つことができる。
そこで、たとえば、プットを買う。→保険料を払い、リスク軽減させる…。だとか?
だが、私は、そこまで資金力がない。
なので、米国VIの売りエントリーは、慎重に行うようにしている。
(18年8月7日現在、ノーポジション)。
あるいは、くじらっきーさんの言う通り、「+3ドル」でロスカットを設定するだとか。
>>米国VI売り(ショート)の短期売買法を考察~過去22ヶ月で年利45%トレード
まあ、利益率が高いだけ「リスクが高い」ことは、忘れないでいよう。
これから、幸いなことに、米中間選挙が始まる。
どんな値動きになるか、チェックするためにも、必ず、国内の手数料が安い「GMO」を開いておいてね。(無料)。
おわりに
以上「VIXショック後の「SVXY」は、なぜ生き残っているのか」でした。
質問して頂き、ありがとうございました。
考える良いきっかけを、頂いており、感謝です(*´▽`*)パチパチ
当方も、まだまだ未熟ですが、少しずつ、理解を深めていければなと思います。
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