【22年10月】日経オプション取引結果「+50,240円」(月利+3.8%)
とみます(@20tomimasu)です。
10月のSQ日が過ぎたので、
今月分の日経225オプション取引を振り返っていきます。
今年4月に負けなし記録28か月をリセットしてしまい、ゼロからの記録作り中です。
今回は、計3回のトレードでした。
この内容は、中~上級者向け。
初心の投資家さんは、スルーして下さい。
日経225オプション取引×はじめに
私なりの運用方法を、簡単に↓
- 現在の合計証拠金(元手分)130万円。(60万円から始めて、追加で資金を入れた。)
- 「月利1.0%」が目標。証拠金や時間に余裕があれば、トレード回数を増やす。
- 売りを仕掛けるので、初心者にはおススメできない
- 「カプランのオプション売買戦略」を読んで「独学」 (ここ数年間、記載されているスプレッドの取引を検証してきた。)
- 自分に合った取引を見つけること (「Myルール」へ落とし込み中…)
簡単にいうと、
- 日経平均株価がどこまで行かないか
を予測し、月数回の取引を行うトレード検証している。
会社員という属性を生かし、
日足→4時間足チャートを見て、タイミングが来たらエントリー。
タイミングが来なければ、無理に、ポジションを持たない。
そうすることで、利益は小さいが、勝率が高い?
あと、売りのポジションを失敗すると、死ぬ。
追証(おいしょう)と言って、追加資金が必要になることも。
市況の読みと、リスクをコントールできるように、鍛錬しながら。
日経225の環境認識
まずは、日経225の日足チャートを見ていこう↓
nk225の日足チャート
↑クリックで拡大できる。縦の赤線は、SQ日を示している。
前半は、ズルズルと下がり、サポートラインで反発。
後半は、高値も安値も更新できずに、ボックスに納まる形に。
エントリーは、3回↓
- 前半に、コールレシオのエントリー。反落したところで、利確。
- 下降時に、プットレシオのエントリー。一時、含み損を抱えたものの、サポートラインで反発してよかった…。SQ日の自動決済による利確。
- 反発時に、コールレシオのエントリー。タイミングはバッチリ。SQ日の自動決済による利確。
各エントリーの心境などはこちらから↓
>>2022/09/13 nk225コールレシオのエントリー
>>2022/09/21 nk225プットレシオのエントリー
>>2022/10/05 nk225コールレシオのエントリー
各スプレッドの詳細は↓
①バーティカル・コール・レシオ・スプレッド
9/13 | 10月-C30625 売 24円×2枚 +47,780円 | 9/14 | 返済買 7円×2枚 -14,220円 |
9/13 | 10月-C30500 買 30円×1枚 -30,220円 | 9/14 | 返済売 8円×1枚 +7,780円 |
小計 +11,120円
上値が重いと予想の元、コールレシオを早々に仕掛けた。
翌日、陰線が伸びて、プレミアム価格は、ほぼ無価値となったので、手仕舞った。
極力、前半戦は、エントリーしたポジションを処理するように心がけており。
ポジションリスクを減らすのと、次のエントリー機会に備えるためだね。
結果的には、狙い通りの利益となった。
②バーティカル・プット・レシオ・スプレッド
9/21 | 10月-P24750 買 62円×1枚 -62,220円 | 10/14 | 放棄 0円 |
9/21 | 10月-P24375 売 44円×2枚 +87,780円 | 10/14 | 消滅 0円 |
小計 +25,560円
下落途中でのプットレシオのエントリー。
最初の節目で反発すると思ったけど、早々に下にブレイクしていき。
一時、含み損が10万円と大きくなったので、反省すべきエントリーだった。
結局は、最後のサポートラインは厚いと判断できたので、保有し続けたことで、結果的には、反発したので良かったものの。
もう少し、下げを待ってからの方がより良いトレードだったかな。
特にプットは、プレミアム価格の値動きが大きいので注意しつつ。
③バーティカル・コール・レシオ・スプレッド
10/05 | 10月-C28375 売 23円×2枚 +45,780円 | 10/14 | 消滅 0円 |
10/05 | 10月-C28250 買 32円×1枚 -32,220円 | 10/14 | 放棄 0円 |
小計 +13,560円
サポートラインで反発を確認後、両建てポジションに。
上値は重いと判断していたので、案の定、重かった。(←テクニカル分析は大事)
反落後は、プレミアム価格が剥がれていき、ほぼ安全と見れたので、最後までポジションを保有した次第で。
結果的には、プレミアム価格の差額が利益となり。
’22年10月の運用成績
- バーティカル・コール・レシオ・スプレッド、+11,120円
- バーティカル・プット・レシオ・スプレッド、+25,560円
- バーティカル・コール・レシオ・スプレッド、+13,560円
合計 +50,240円。
元手130万円に対して、月利+3.8%。
おぉー! 振り返ってみると、絶好調なトレードだったね。
想定の4倍に近い成果となった。
今年の通算では↓
’22年の日経225オプション取引成績
これまでの損益↓
- 2019年 -26万円。
- 2020年 +33万円。
- 2021年 +22万円。
2022年↓
- 1月、+23,120円 (+1.7%)
- 2月、+13,560円 (+1.0%)
- 3月、+23,900円 (+1.8%)
- 4月、-126,221円 (-9.7%)
- 5月、+12,120円 (+0.9%)
- 6月、+10,120円 (+0.8%)
- 7月、+19,560円 (+1.5%)
- 8月、+17,560円 (+1.3%)
- 9月、+16,240円 (+1.2%)
- 10月、+50,240円 (+3.8%)
- …
今年の通算は、+61,199円。
4月の損失分をようやく黒字化させ、今月で、一気に利益を伸ばすことに成功した。
通算利益を伸ばしたいところではあるものの、無難なトレードを意識しつつ。
今年残り2ヵ月。
このまま好調なトレードを続けていきたい。
最後に、翌月のSQ日までの相場感を↓
’22年11月SQ日までのnk225相場感
↑日足チャート。
来月の第2週金曜日(SQ日)は、11/11と、そこそこに長い。
いつものように、3つのシナリオを。
- ①高値を更新していく。→29000円までは到達しないだろう。
- ②レンジ相場。→高値と安値の範囲内で推移する。あわよく、ボラティリティが出たら、端でのエントリーを狙いつつ。
- ③安値を目指す展開に急転換。→25325円が攻略されたら、その次の24750円が見えてくる。
ってな感じかな。
まずは、月始めの動きに注目しつつ。
日経225オプション取引の始め方
念のため、始め方↓
- 証拠金「60万円」の用意 (目安)。
- オプション口座を開設する。
- カプランのオプション売買戦略を買って、組合せ(スプレッド)戦略を学ぶ。
カプランの売買戦略は、実践的な内容が多く、付加価値が高い。
が、値段も高い。中級~上級者向け。
証券会社は、取引手数料の安いところで。
- 「松井証券」→220円/1回
- 「SBIネオトレード証券」→110円/1回
チャート分析は、XMのMT4を使用している。
チャート分析の基礎理論は、100円で。
おわりに
以上「【22年10月】日経オプション取引結果「+50,240円」(月利+3.8%)」でした。
4月の大損失から、連勝記録6か月となり。
残り2か月、無理のないパフォーマンスを発揮していければ。
今年も、プラスで終えますように。
それでは、また。